陣痛 微弱陣痛 病院

本来、出産に必要になるのは陣痛と呼ばれる、大きな痛みを伴うパワーです。ですから、もう、赤ちゃんが生まれても大丈夫な状態になると、前駆陣痛などが起こり、子宮口を開こうとする力が働いていきます。しかし、誰もが同じように、安産で赤ちゃんを迎えることが出来るとは限りません。

陣痛が始まっても、痛みが強くならず、間隔も短くならない日々が続くという方もいらっしゃいます。痛みが強くないといっても、痛みはストレスになりますし、体力を消耗します。食事の量が減り、睡眠も十分に取れないような場合は病院へ連絡した方がいいでしょう。正常に陣痛が進行していないと判断された場合には、陣痛促進剤などを投与され、出産につなげる場合もあるようです。

微弱陣痛が続き、お母さんの体力も限界という場合には帝王切開になるケースもあります。母子の健康を考えたうえで、最善の策を取ってもらえますので、お医者さんや助産婦さんを信頼してリラックスを心掛けた方がいいと思います。微弱陣痛の原因は体質的なものや、赤ちゃんの首に臍の緒が絡み付いている場合、赤ちゃんが産道に対して大きすぎる場合など様々ですが、妊娠中に微弱陣痛を起こさないよう、予防することも大事です。

妊娠中はお腹が空いて、ついつい、沢山食べ過ぎて必要以上に太ってしまうことが考えられます。それでなくとも、妊娠中はホルモンの関係で太り易くなっていますので、ある程度の体重増加は仕方がないのですが、太り過ぎてしまうと微弱陣痛の原因になってしまいます。正常に陣痛が起これば問題はありませんが、赤ちゃんが産道を通り難くなってしまうと命の危険もあります。